近代と法律について
今回の講義は「近代とは何か」を中心に説明されたものであった。「古代―中世(近世)―近代」の時代の変遷を基礎に、人類普遍のパラダイム(SMAP図式)で理解していく。
古代は5世紀まで、領地争奪を繰り返す時代で、帝国へ成立していく過程である。中世に入ると、帝国のパラドクスが生じる。
奴隷が枯渇し、農奴から自立農へという動きになり、封建制が確立される。中世の終焉は近代の始動(12~16世紀)によって迎える。
この頃に経済が拡大し、有産階級とルネサンス、中産階級・市民勢力と自由の獲得が宗教改革につながっていく。
これまでのキリスト教とは、人々にとって死後の平安を求めることが良いとされていたが、宗教改革のよって予定説(救われる人と救われない人はあらかじめ決まっているという神の絶対摂理)が人々の間で拡がり、世俗的な価値を求めることが可能な世の中となった。